だいたい毎日はったつしょうがい

発達障害がヤベー事になってるホモ・サピエンスが、どうにかニンゲンに近付くため訓練している様子を観察できるブログです。

発達だけど普通になりたい(迫真) 2/2

みなさま御機嫌よう、昨日よりはお気持ちが穏やかなすずきです。 

 

では早速、「どう普通になりたい気持ちを昇華させるか」

についてパキパキやって行きたいと思います。

  

 

 

まあ前の記事でも書きました通り非常にメンタルに左右される部分かつ、普通になろうとしても物理的に一定以上はシンカしない訳ですから結構難しいところですが、

 

 

①メンタル面での昇華

私の変なところを面白くて好きだといってくれる人に「どうしよう。普通になりたくなっちゃった…」と相談する事です。だいたい「え、何?たぶん無理だけど」と返答が返って来るものの、適当に話を聞いてくれるので10分くらいで謎の力が湧いてきて直ります。即効性があり、応急処置として最適です。

 

 

②長期的な技術面での昇華

普通であろうとしすぎないことと"一般常識"に従うことで「擬態」を せず自分を残して、他人から見ておかしくなり過ぎない。に到達できてある程度普通に近づくので薄まるかなあと。

で、こちら個人的にちょっと言いたいナ、って部分があるので書き殴っておきますね

 

 

まず発達障害、社会でやっていくために定型(発達障害がない人)に「擬態」すると言うテクニックを使う人が多い様に思うのですが、これ関して正直私は微妙に思っています。(もちろん全部を否定しているわけではないです)

ただ、「私にとっての普通」を殺してまで溶け込む必要があるのかが疑問なんです。もちろん普通の人と様々なシーンで共存する為に「特性を調整する」のは必要だと思います。ただ、発達の私の普通と、普通の人の普通は違うんです。どちらかが間違えているわけでもどちらかがダメなわけでもなく、基本的に"欠陥の有無による認識や程度の違い"に過ぎないと思っているので、「全てを合わせる必要も、擬態をする必要もない」というが本来の一番あるべき姿なのかなあと私は思うのです。(だから違和感感じるのかなーと)

 

この世は普通の人だけで構成されていないわけでして、もちろん多くの人に合わせること・ずれていないことが求められる事が多いのはわかります。なんとなく「普通じゃない」と言われる事を避けたくて擬態をするのも分かるのですが、結果「擬態をしている自分」と「本来の勢いのある変人な自分」の乖離が酷くなると精神的に厳しくなるのは自分なのではないかなあとも思うわけです。

上手くできる人はいいのですが、不器用かつ自己肯定感が高い私は、発達で変な自分も割と好きなので押さえ込んでまで普通になりたくない〜〜嫌だもん〜〜となります。しかも擬態をした瞬間に、擬態に全力を注ぐので他が疎かになってしまい単純に「取り繕ってるだけ」になるんです。定型から見たら明らかに普通じゃないのに必死に普通になろうとしてる感がすごい…としかならない奴ですね。

 

 

 

じゃあ「擬態まではしたくないけれど普通になるにはどうしたら…」となります。

 そこで冒頭の「普通」を、「一般常識」で代用する、という発想にいたるわけです。

 

 

 "変だけれど常識はあるよね"で妥協しようってワケですね。

 

 

一般常識を獲得し、社会性を求められる現場ではそれに従って自分を出しつつ「常識的にはこうですよね?」と自ら繰り出す事で相手の変人センサーの反応を薄めることができますし、常識的な振る舞いをしている限りは無駄に突っ込まれることもないですし、話しているうちに「思ったよりも普通だった」みたいなのも引き出せたりします。私は、ですが。

 

 

いやその常識がわからん。って人は、手紙を書くのがいいと思います。メールではなく手紙です。そして手紙の書き方の本を買うのです。あそこには発達が苦手とする「お気持ち」の多くが記されているからです。(どうしてそう書くか、みたいな理由がちゃんと載ってるのを選んでくださいね)

あとは、常識の文字が入ってる本を図書館で探してきて自分になさそうなものをピックアップして獲得するのがよいかと思います。

あとはベターですが、入社一年目の教科書〜〜みたいなタイトルの奴とかも発達の教科書に最適かなあと思いますが(あくまでも私の感想ですが)

 

 

ちなみに私は社会人をやった事もなくバイトと学校の中くらいしか社会を知らないのですが、「ある程度の常識あるならまあいいよ」って許されることが多くて、普段は普通じゃないよ〜〜ってからかう人でも真面目に話すと「すずきは普通じゃないけど変すぎるわけでもないよね。」って言ってくれたりします。お世辞でも嬉しいし、ピョンピョンしたくなりますね。

 

 

もちろんここに行き着くまでに沢山失敗して、いろんな人に迷惑をかけてきたわけで何も楽ではなかったけれど、私は社会との関わりや人との関わりを捨てられないし捨てたくないとも思うので『常識を伴う大型の発達台風』としてこれからも無理しないでやっていきたいと思います。どう頑張っても生まれた時から物理的に普通じゃないので普通にはなれないし、落ち込むとすぐ普通じゃない所に目が行きがちですが、常識パワーをある程度手に入れたら変でも多少は許されるし、普通になりたい気持ちもまあまあ抑えられてきてはいるので、落とし所としてはたあ、こんな所かなあと。

 

 

《まとめ》

で、も、ぶっちゃけるとメンタル的なのと技術的な側面の2つの方向からアプローチする事でお気持ちの昇華テクを身につけましたが、それでもウゥン違う…となる時はあります。ただ、まあ変でもいっかなあ本来なので、普通になりたいと思った時はむしろ何らかのダメージを負ったんだな…と考える様にもして、そちらの原因の追求をする時もあります。そこらへんは臨機応変に行きますですね〜〜。ただ、いつもの普通になりたい!を昇華させるだけなら本当にこの2つの組み合わせが私にとってはとても有効でしたよ、って感じです。

 

 

まあそんなこんなで、よくわからないですが毎日楽しくやっていっています。実は今体調が悪すぎて頭の悪さにも拍車がかかっていまして、もはや何をいっているのかわからねえ!って感じですが、なんとなく伝わったらよし。

 

普通でも普通じゃなくてもよくわかんなくてもご飯が美味しくて空が青くて何となく楽しい!みたいなのを大事にね、していきましょう!

 

 

そいでは!あでゅ!